恩師から見せてもらった『自分らしさ』

 

先日、朝起きがけのまだボーっとしている時に…

 

高校の部活動の先生がくれた手紙の内容が頭に浮かんだ

 

あまりにも懐かしい記憶で

自分でも驚いた

 

私が所属していたのは軟式テニス部

 

顧問の先生はとっても情熱的な先生だった

 

しかもただの熱血ではなく

 

技術以外のことも色々と教えてくれた

 

試合で緊張したときにはどんな状態になりやすいか?

 

その時、どう気づくか?

緊張を緩める対処法など…

 

メンタル面でのサポートもしてくれる先生だった

 

高体連で全国大会出場を目指し

 

まさに無我夢中になってとりくんでいた

 

私はなぜか一番怒られる生徒だった(;^_^A

 

休みの日は朝~夕暮れまで練習し

真っ黒に日焼けして

お年頃の女子がお肌がボロボロになっても

 

充実感でいっぱいだった

 

 

こんな中、最後の高体連の試合の前に

先生が3年生一人一人に向けて

手紙をくれた

 

茶封筒の中には白い紙が1枚入っていて

 

最初にチームとして共通メッセージが書かれていた

  

その下に個別のメッセージが…

 

私には

『5本抜かれた10本取れ

10本抜かれた20本とれ』

 

と書いてあった

 

軟式テニスは

前衛と後衛のポジションに別れ

二人でペアーを組み試合をします

 

団体戦の場合は

そのようなペアーが3組いて

2組が勝つと次へすすめます

 

私のポジションは前衛で、団体戦での戦う順番は一番目でした

 

色んなタイプの選手がいますが

私は積極的にボレーに出て点を取りに行く攻めのスタイル

 

その分、抜かれて点数を失うことも多かった

 

時々、失敗を恐れて守りに入ってしまう時があった…

 

すると、全く自分らしくない展開になる

 

先生からの手紙のメッセージを読んだとき

 

『自分らしく、失敗を恐れずにどんどん突き進む姿勢を見せてくれ』

 

と言われているように感じた

 

 

他のメンバーにも

その人にあった別のメッセージが書かれていました

 

『エースをねらえ』という素敵なメッセージを書かれているメンバーもいた!

 

昭和世代なら

誰もが『岡ひろみ』になりたいですよね(;^_^A

 

でも、それぞれの個性が活かされてこそ

チームとしての戦略も成り立つ

 

私は私なのだ

 

 

とはいえ…

自分らしさって

時々、よくわからなくなる

 

でも、何かに向かって夢中に取り組んでいる時は

自然とあふれ出ているのかもしれない…

 

そしてそれは

他者を通して知ることが多いのではないだろうか…

 

年齢を重ね

経験を重ねていくうちに

 

目に見えない着ぐるみを身に着けてしまったようだ…

 

さあ、着ぐるみ脱いで

自分を思いだしましょう