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認知症予防とアロアケア①~導入編

 

今回から3回シリーズで

『認知症予防とアロマケア』を綴っていきます。

  

認知症を発症してしまうと薬物療法はもちろん大切ですが

日々の関わりや介護ケアも

とても大切になってきます

 

認知症のケアや

予防介護教室に携わった経験も交えながら

お伝えします

 

必要とされている方へ

少しでもお役にたてると嬉しいです

 

初回の『導入編』では

  1. 認知症予防に関する社会背景
  2. 認知症予防に役立つ生活習慣

について、おおまかなポイントをまとめています。

 

既にご存知の方は次回以降の②③へ

 

⇒認知用予防とアロマケア②~香り編

⇒認知用予防とアロマケア③~タッチケア編

 

 

それではさっそく背景から…

 


1.認知症予防に関する社会背景

今や日本は超高齢社会

2021年の高齢者人口率は29.1%

(総務省統計局)

 

そして2025年には

高齢者の5人に一人が認知症になる

との予測もでています。

 

現在では

アルツハイマー型認知症など

多くの認知症は

加齢関連疾患と考えらています

 

年齢を重ねるとシワができたり

白内障を発症するように…

老化現象の一つとして

認知機能の低下が起こると考えられています

 

最近では

スマホ依存デジタル認知症なども

指摘されていて

 

若い世代や働き盛りの世代にも

『物忘れ』は気になるテーマでは?

 

そうなんです

他人事ではないテーマなんです

 

国も、自分ごととして

予防に取り組む人を増やし

 

認知症になっても

暮らしやすい社会を作ろう!と

色々と政策を立てていますね。

 

ちなみにここで言う認知症予防には

『病気の発症を遅らせる備え』

『認知症になった後の進行を緩やかにする』

この両方の視点が含まれています。

 

つまり加齢に伴い

誰もがなりうる可能性があるので

予防しながら理解も深めて

皆で社会として備えましょう

ということです

 


2.認知症予防に役立つ生活習慣

次に認知症を予防に役たつ生活習慣には

 

1高血圧・糖尿病などを予防する生活習慣

→バランスの良い食生活etc

例えば)『MIND(マインド)食』を意識してバランスよく摂取など

 

2.継続的な有酸素運動

→脳の血流を促し、脳細胞を刺激します!(散歩等)

 

3.心にも適度な刺激を

→読む・書く・ときめく・好きな趣味を持つ

 

4.人との繋がりをもつ

→社会的な活動に参加し、人との会話を楽しむ

 

などがあります

 

食事運動は、大事なベースです。

 

プラス、1人の人間としての楽しみ

社会的な繋がりをもつことも

心や脳に良い刺激となります

 

 突き詰めていくと

『毎日を丁寧に生きる事』

 

私はアロマケアの視点から

上記の3番・4番に関連した内容を

お話していきます

 

実際の体験で感じたことも交えながら

お伝えしますね

 

次は

⇒認知症予防とアロマケア②~香り編です